消費税に関して感じること

先日,街を歩いていたら「消費税反対の署名をお願いします」と声をかけられた。

基本的には署名という行為はよほど自分が納得しない限りしないので

その時も「ごめんなさい」と歩き抜けた。

 

ところで、消費税は悪のような論調が一部にあって

弱いものいじめのような言い方をする向きもあると感じるのだが

これに実は違和感がある。

単なる「税収の一つ」とするのであれば確かにおっしゃる通りなのだが

福祉などの目的税とすることは意味があるように感じられてならない。

 

私は専門家ではないので,以下に書くことは完全に間違っているかもしれない。

だから、誤解があればご指摘いただきたい。

現在の論調として、金持ちからも貧しい人からも同じように徴収するところが

「不公平である」「弱いものいじめだ」のように思われていると感じるのだが,

素人考えとして、全ての人から均等に集めた税金を

貧しい人たちの支援の為に集中させるということは

ある意味ではかなり偏った税金の使途となる訳で,

集め方と使い方のバランスを考えれば、かなり貧しい人に有利な税制ではないのだろうか?

もちろん,生活必需品は非課税とするとか,贅沢品は税率を上げるとか

いろいろと改善点はあるのかもしれないが,

現行のようにおしなべて均等に課税をしたとしても

それほど「弱いものいじめ」の税制になるとは思えないのだ。

この考え方は何か間違っているのだろうか???