基準値?

健康の指標の一つに体重がある。BMIとか健康体重とか、健康を判断する際に医者から尋ねられる数値である。で、かねてからの疑問なのだが、この数値ってどの数値を問われているの?体重は、1日のうちでも2〜3キロは増減する。これは「体重が増えた」というよりは、胃腸の中に入っているものの重さによる増減である。だから、朝、トイレに行った後の体重が一番軽い。水を飲んだらその分の体重は増えるし、朝食を取ればその分の体重も増える。私はこまめに体重を測るのだが、日常動いている時と朝起きた時では1〜2キロは違っている。一度測ったことがあるのだが、膀胱がパンパンになるまで排尿を我慢して、もうダメだという限界のときの尿量は、私の場合は1.2リットルくらいある。ってことは、排尿の前と後では1.2キロの差が生じる。毎日同じ条件で測定する限りは日々の増減はわかる。ただ、BMIの計算をするときの値はどれを用いたらいいのか?医者から体重を尋ねられた時にどの数値を言えばいいのかわからないのである。日中の体重は同じ条件を作りにくいのでおそらくは起きたてで一番軽いときの体重なのだろうなと想像はするものの、例えば基準値の上限ギリギリの値だった時に、一番軽い状態では基準値をクリアしているけど、コップ一杯のお茶を飲んだら基準値オーバーだなってときに、ちょっと考えてしまう。まあ、どんな時にも基準値をクリアできる体重にしなきゃいけないってことなのだろうが・・・。

同様に「早歩き」についても悩んでいる。心拍数が少し上がって軽く汗をかく程度の有酸素運動が体に良いと言われている。まあこれに関しては、「実は有酸素運動よりも、筋肉に負荷をかけた無酸素運動の方がいい」とかいう見解も最近読んだことがあるし、実際のところはよくわからないのだが、本筋とは関係ないのでここでは横に置いておく。さて、この欄では何度か書いたことだが、私は歩く速度が速い。急いでいるつもりもなく普通に時速6キロで歩く。だから、わりと正確に距離を算出できる。10分歩けば1kmである。たまに須磨の家から実家がある新神戸まで歩くのだが、私が歩く行程を地図上で測ったとき12kmあるところを2時間で歩く。気持ち急げば1時間40分くらいで歩ける。決して無理をしているわけではない。新大阪に住んでいた頃、同窓会出席のために神戸まで歩いたことがあったが、35kmを5時間で歩いた。話を戻そう。「早歩き」である。普通の人の感覚では時速6キロは十分に速いだろう。時速6キロでは歩き続けられない人がいるかもしれない。しかし、私はそれが普通なので決して息が上がる速さではない。時速5キロは普通の人にとっては早歩きになる速度かもしれないが、私は時速5キロで歩くのは逆の意味でかなりの苦痛である。意識的にゆっくりと歩かなければだめで、ちょっと油断をすれば時速6キロに戻ってしまう。で、私にとっての「早歩き」はどれくらいが適切なのだろうか?質問は、医学的?に良いとされている早歩きは物理的な速度を言うのか、それともその人にとってちょっと負荷がかかる速度を言うのかである。負荷というのもわりと感覚的なものがある。もしかしたら私の日常的な歩く速さは、感覚的には「普通」なのだが、肉体的には負荷がかかっているかもしれない。よくわからないのだ。

他にも、この手の「基準値」をよく耳にするのだが、突き詰めたらその実体がよくわからない。わからなくても現実的には問題にならないことだからどうでもいいことなのだが、気になり始めたら気になってしまうのだ。