アナウンス技術

標題のことを私如き素人が語れるはずもないのだが、リクリュウのフィギュアスケートの実況で、アナウンサーがほとんど話していなかった。解説の髙橋成美さんの声だけがほんの少しだけ流れていたに過ぎない。これぞ名実況だと言いたい。何も語らないことで、多くを語っている。これが素晴らしい。これ以上の実況はない。すばらしい。髙橋成美さんの「宇宙一」も、これしか言えなかったんだろうな。咄嗟に言葉なんて出てこないだろう。だから、アナウンサーなどは日頃から言葉を探し続けて自分の語彙を増やしていると聞く。徹底的に準備して初めて当日の放送ができる。高橋さんもたくさんの言葉を準備して本番にのざおんだのだろうけど、リクリュウの演技がそれを遥かに超えてしまった。だから、「すごい」の連発や「宇宙一」しか口から出てこなかったのではないだろうか。それがまた「すごい」。

三浦さんが表彰台で君が代を口ずさんでいた光景も素晴らしかった。すばらしい。国旗・国歌・そして国家、それを愛する気持ちが美しい、そう思う。