見学ツアー

昨日、実験室見学ツアーが行われました。

100人を超える方々にお越しいただき大盛況だったと思います。

天気の悪い中、お越しいただいた皆様には心から感謝致します。

ただ、これだけ多くのお客様をお迎えするには準備が不完全だったようにも感じます。

様々なところでご不便をお感じになった方もいらっしゃったと感じますが

今回のことを反省材料とし、次回はより良いものを催せるよう努力致します。

 

個人的には、「カエルとイモリの話」をお聞きくださった皆様の目が良かった。

話しながらどなたを見ても真剣に話をお聞きくださっているのが分かりました。

あの話は、実はあそこから先が面白いのですが、

そこに突っ込んで行くには少し予備知識が必要になります。

何も難しいことではありませんが、知っていてもらわないと面白さが分からない。

そこにいつも苦労します。

 

科学哲学の話をさせて頂く時にも感じることですが

1時間や2時間の話では本質的な議論はできません。

だから、表面的な話で終わってしまうのですが、

それでもないよりましと考えて一人でも多くの方に話をさせて頂いています。

ただ、やはり話のあとに個人的にお越しになって

さらに突っ込んだ鋭い話を聞かれる方もいらっしゃいます。

この辺りをどうするべきなのか・・・・?

まだ答えは出ません。