健康診断
毎年、この時期に健康診断が行なわれます。
若い頃なら、健康に気をつけて検査に臨んでも結果が良くて当然で、
むしろちょっと不健康なことをしても大丈夫だと確認したかったのですが、
今は、無茶なことをすると必ず悪い数値が出て来ますし、
慎重を心がけても時に何かの数値が異常値を示すこともありますので
本当に検査前は慎重になってしまいます。
それが高じて、近年ではこの季節にプチ健康ブームが訪れます。
検査前になると禁酒・断食など、体の中の悪いものをすべて追い出しにかかるのです。
そして、検査のあとも少しブームは続きます。
今年も今日から断食&禁酒を始めます。
検査は火曜日なので丸3日間となります。
この時期以外は不摂生の鑑のような生活ですので
さて結果はどうなるのでしょう・・・・。
そうだ、思い出しました。
むかし、症状が胃腸にくるきつい風邪をひいたことがあります。
上から何を入れても5分と持たずに吐き、
下からはずっと水のような下痢をしていたので、
口から肛門までの間には何もない状態になりました。
これでなんと2日で5キロ体重が落ちたんです。
2日で脂肪が燃えて体重が落ちるとは思えませんから
おそらく、日頃消化器の中にあるものの重量がこれだけだったんだと思います。
けっこうすごいなあって思いませんか??
昔、友人の間で「石原式プチ断食」という本がはやりました。「現代人は食べ過ぎ!」「昔の日本人は一日二食だった」「飢餓状態は体を活性化し、頭をクリアにする」といったような内容でした。ちなみに著者によると「病は冷えから」くるそうで、体を温める食材として、白い食べ物より黒い食べ物、例えばうどんより蕎麦を、白米やパンより玄米を、白砂糖より黒砂糖やチョコを、また南方の物より北方の物、例えばバナナよりリンゴなどがいいのだそうです。