新しい万能細胞
STAP細胞でしたっけ?
今朝の新聞で大きく書かれていましたね。
話だけは以前から耳にしておりました。
初めて聞いた時に「なるほど」と感心した覚えがあります。
ものすごく大ざっぱな話で恐縮ですが、
もともと生きものは個体の危機になった時に配偶子を作る傾向があります。
もうこれ以上生きていけない環境となれば
胞子を作って「寝て」しまうわけです。
胞子とはまあかなり丈夫な状態であり、
過酷な環境を胞子で乗り切って、
環境が好転した時に復活するという感じです。
配偶子とはもちろん分化全能性の細胞のはずですから、
細胞をある程度過酷な条件に置けば全能性細胞が生じる可能性がある。
まあ、私はこのように理解しました。
分子機構はまったく分かりませんが、
生きものの歴史に染み込んだ記憶みたいなものがあるのかもしれませんね。
戯言でした。