論理1

私はゲノムと論理体系だとしている。

しかし「論理」という言葉は人によりその認識が異なるので、

私が何をして「論理」と称するのかを書いておかなければならないのだが、

これがなかなか難問である。

 

西田幾多郎は論理を「一種の形成作用」とした。

ちなみに辞書を引いてみると次のように説明されている。

考えや議論などを進めていく筋道。思考や論証の組み立て。思考の妥当性が保証される法則や形式

「2 事物の間にある法則的な連関。」

 

なるほど、私の考えとは少し違うなあ。

いや、何もどちらが正しいかという議論ではない。

私が「論理」という言葉を使う時にどんな感覚なのかは

やはり明確にしておかないと話が進まないということである。

それは「かたち」という言葉を私が使う時には

一般の人が「かたち」という言葉を聞いて思い起こす感覚とは異なることと同じで

その意味付けを明確にしておかなければならないということだ。

 

さて、論理の一般的な意味は何となく分かった。

しかし、私は「論理体系」と言っているので「体系」についても調べよう。

個々別々の認識を一定の原理に従って論理的に組織した知識の全体」

「2 個々の部分が相互に連関して全体としてまとまった機能を果たす組織体。」

と辞書には説明されている。

なるほど、こちらは私の見解にかなり近いような気がする。

ただ、これを英訳してかつカタカナ標記すると意味は異なるように思う。

システム生物学なんてカテゴリーに入る学問は全く体系とは違うような気がするのだ。

この議論は近藤滋さんの「ジンクピリチオン」論に譲るが、

まあシステムではなく体系というわけである。