政治生命
政治生命をかけるって具体的にどういうことなのですか?
政治家を辞めるってこと?
それとも総理大臣を辞めるってこと?
なんだか「生命をかける」くらいの気負いで語られていますが、
なんだか自分の言葉に酔っているような気もします。
防衛大臣は国会議員でなければ責任が取れないという議論も、
どんな責任が取れるのか?よくわかりません。
何となくイメージとしては防衛大臣を辞めるくらいが関の山で
それで責任を取ったとなるのであれば、
なんだか馬鹿にしたものだと思います。
だって、民間出身の大臣なら大臣職を失うことは職を失うことですが、
国会議員が大臣を辞めても国会議員としての職を失うことにはならないから、
なんかむしろ責任の取り方が軽すぎるという気がします。
責任とは、英語では対応力を指すと以前書きました。
https://hashimochi.com/archives/4437
でも日本語ではやはり「責任」なんです。
何かあった場合には腹を切るくらいの感覚だと思います。
何となくこれはすごく重い言葉だと思って生きてきましたが、
どうも政治家の口からでる「責任」の意味は少々私とは違って感じます。
希望としては漠然と「政治生命」とおっしゃるのではなく、
その具体的な意味を、具体的な責任の取り方を、ご説明いただきたい。
そうすればその重さの違いに我々は改めて気づかされそうに思います。
いや、うがちすぎならご容赦ください。