食事

私の食事の大半は外食です。

休日など家にいれば作りますが、

毎日、帰宅してから食事を作るというのも面倒なのです。

 

で、食事の話です。

私は食事の時にお酒をたくさん飲みます。

日本酒なら5合、ワインなら2本といった具合です。

無茶苦茶に多い訳ではありませんが、

でも、普通の食事の場所でこの量を飲むと印象に残るようです。

だから、初めての店でもすぐに顔を覚えられて、

二度目に行ったらもう顔なじみみたいな感じになります。

個人的には痛し痒しというところで、

私自身が「常連」という輩をあまり好まないのに

それに似たようなことをしている自分に嫌悪感を持つみたいな感覚です。

もちろん顔なじみになるといろいろといいこともあります。

店で普通に出している料理を頼んでも、

「今日はいいのが入らなかったからやめとき」と言って出してもらえません。

でも、その1分後に別の客にはその料理を出す。

あるいは、メニューに無いものをポンと出してくれたり、

恩恵を受けることもありますので「痛し痒し」ってことなのです。

 

で、すぐに顔を覚えられる私の特性、すなわち良く酒を飲むこと、から

面倒な気分になることがあります。

それは、酒を飲みたくない時にはその店に行きづらいことです。

もちろんほぼ私の考え過ぎであり、

店からしたら酒を飲んでも飲まなくてもぜんぜん構わないと思います。

でも、いつもたくさん飲んでいると飲まない時に行きづらい気持ちになるのです。

 

兵庫駅近くの蕎麦屋でも日本酒を5本くらい飲みます。

ここは夜の営業をしていないので休みの日の昼間に行くのですが、

ということは土曜日の昼間しかないこととなり、

ちょっと土曜日に用事が入ったりすると軽くひと月ふた月は顔を出せません。

で、先日も二月ぶりくらいに顔を出した時に言われた言葉、

「最近、酒の減りが少ないと思っていたけど、ホンマに久しぶりやなあ」です。

飲まないわけにはいかないじゃないですか。

だから、飲みたくないときには余計に行きづらくなるという悪循環です。

前日に飲み過ぎて肝臓を休めたいとき、

その晩に飲み会があり昼間は酒を控えようって時、

でも美味い蕎麦を食いたい時なんか困ります。

半分見栄と意地みたいなものが感情的に交錯してどうしても飲まずにはいられない。

今は、どうやったら蕎麦だけを食べられるのか考えているところです。