支援活動

昨日の報道で、JTが3億円の寄付と飲料などの支援を申し出たとあった。

もちろんその他の企業が支援を決定しており、

あるいは名前を公表せずに隠れた支援を行なう企業もたくさんあることは、

存じているつもりであるが、JTの支援を聞いて素直に嬉しかった。

グループ会社の一員として誇らしくもあった。

広告とかイメージアップの戦略だとかさまざまな言葉を聞くし、

それはある程度は本当なのかもしれない。

しかし、ここではそのようなさもしい思考はやめたい。

 

話は外れるが、連日の報道を見ていて不愉快なことがあった。

名前を挙げることのできるくらいの人数であるが、

報道キャスターが、この状況におかれても政府批判に近い言動を繰り返し、

解説に呼ばれた研究者に対しても、政府や公的機関・東京電力を

非難する方向での答えを得たいがために誘導的な質問を繰り返していた。

某政党の女性党首は「我が党は原子力発電所について問題提起をし続けてきた」と

前置きをし政府批判をしてから会見をした。

そのようなことがその時点で何の意味があるのだろうか?

とにかく、思想信条は横においてできる協力をし続けるしかない状況だろう。

 

サンドイッチマンの伊達さんも被災した一人らしいが、

「避難場所を回って一人でも多くの人をテレビは映して欲しい」と電話で話していた。

知り合いや家族の安否を気にしている人々は、

とにかく映像を食い入るように見て探していると言うのだ。

いま必要なことを考え、それについて行動する。

そして報道は、それを全国に伝えるということを徹底して欲しい。

総括や反省はあとにゆっくりすればいいではないか。