カレー蕎麦
実験の合間です。
年末から小難しい話を続けているような気もするので、
少しだけ食べ物の話を。
カレー蕎麦というものをご存知でしょうか?
もちろん知っている人にはあったり前のものです。
そして、知っている人が多いと考えて全くおかしくないものでもあります。
しかし、知らない人には「え〜何それ???」ってなるそうです。
かくいう私も、店でカレー蕎麦を食べたことがありません。
蕎麦屋にいく前にはいろいろと考えているのですが、
いざ店に入ると間違いなく「盛り」を頼んでしまうので
カレー蕎麦どころか、種物すら本格的な蕎麦屋では食べたことがない。
いやいや、本格的な蕎麦屋云々はおいといたとしても、
関西では当たり前のカレーうどんすら食べた記憶がない。
だから、カレー蕎麦というモノの正体を知らずにこの文章を書いているのですが、
実は、この年末年始とかなりの頻度で自家製カレー蕎麦を食べていました。
かなり多めの玉葱を千切りにして30分くらい煮込み、
玉葱がとろっとろに溶けて甘みが出てきたところで粉に挽いた鰹節とカレー粉を入れ、
醤油と味醂で味を整えて完成という感じのモノです。
間違いなく邪道の一品でしょう。
で、初めて食べましたがこれが結構イケます。
ウチは信州から八割蕎麦の乾麺を取り寄せていて、
これがなかなかしっかりと蕎麦の風味があるのですが、
この蕎麦の風味とカレーの香りが非常によく合います。
それに気付いてからほぼ毎日のようにカレー蕎麦を食べていました。
ある程度そば粉の含量が多い蕎麦をつかわなければ
カレー粉と協調して醸し出すこの風味は出ないかも知れませんが、
未経験の方は一度お試しください。
決してマズくはないと思います。
私は・・・本当のカレー蕎麦を食べに行ってみようかな。