カンニング上等!

最近は電子機器の進化が目覚ましく、私が若かった頃のような古典的なカンニングは影を潜めたのかもしれません。報道されているような、何らかの方法で他人に聞くとかネットで調べるとかはかなりの問題だろうと思っていますが、書いたものや印刷物を持ち込むカンニングは、それほど問題があることだとは思えないのです。いや、むしろ出題者の方が「カンニング上等だ、それで解けるもんなら解いてみろ!!」くらいの気概がなくてどうすると言いたい。

以前にも書きましたが、書いたものを持ち込んで解けるような問題を出している方がよほど悪いと思っています。教科書って「よくぞここまで簡略化できた」と思わせるくらい必要最低限のことしか書かれておりませんから、内容を理解していない人間が教科書を持ち込んでも試験問題は解けない。同様に、内容が丁寧に書かれている参考書の類を持ち込んだとしても、では試験中の限られた時間内に解説文を読んで勉強するのですか?ってことで、そんなことは現実的には不可能でしょうから、むしろ出題者の方は、「自書したものや印刷物(電子機器以外)は何でも持ち込み可」とするくらいであって欲しいと思います。

書いたものや印刷物を持ち込むカンニングを規制する大きな理由は、暗記力を問う問題しか作ってこなかったところにあるのではないかと邪推させられます。極論を言えば、英語を読む能力を問うのであれば語彙力は関係ない。わからない単語があれば辞書を引けば済みます。英語を読む力がなければ全ての単語の意味がわかったところでその英文の意味なんて取れるはずはないでしょう。それに、たとえ英語を読む力を持ち合わせていたとしても、多くの単語を知らないのであれば、辞書を引く時間がかかり試験時間が足りなくなるだけのことなので、ここで語彙力もある程度は問えるはずです。また、特に高校の生物学は、遺伝子の名前なんて覚える必要など一切ないとすら思います。それよりは生命現象を問う問題を作ってほしい。何も難しいことを問いかける必要はなく、単語を問うのではなく文脈の意味を問う問題でなければ試験する意味はないし、本質的に理解している生徒には非常に簡単だけど、暗記しかしていない生徒には理解できない問題にすれば良いだけのことだと勝手に思っています。

まあ、いつもどおり素人の戯言なんですけどね・・・。