ビール
最近、あるビールが気になっていました。
葉加瀬太郎さん・松下奈緒さんなど音楽家が集合してCMしている
アサヒのザ・マスターというビールです。
CMの雰囲気がすごく「美味しそう」で期待していたのです。
で、火曜日の昼休みに酒屋で一箱買って冷蔵庫に入れて
夕方,就業時間の終了を待ってプシュッとあけました。
一口目の感想は「ウマっ!」です。
いや、これは美味いわ。
市販のビールで一番美味いのはキリンのビール職人だったのですが
このビールは市販されては姿を消し、また売り出しては姿を消すの繰り返しで
なかなか日常的に飲むことが出来ません。
たぶん、満を持して販売しては売れないを繰り返したのでしょう。
この理由について勝手に考えたことがあります。
キリンのビールには伝統的に必ず米が使われます。
味がまろやかになる(だったかな?)という理由で
わざと麦芽に米を加えているのです。
しかし、ビール職人のような「プレミアムビール」は普通のビールよりも高い訳で、
そういうのを好む客にとっては「麦芽100%」が絶対条件なのではないか?ってことです。
一般的には安く上げる為にトウモロコシなどのでんぷんを麦芽に加えていますので
麦芽以外のものはまがい物であるという感覚が染み付いている。
また、「ドイツでは麦芽以外のものが混ざっているとビールと認定されない」などと
日本人お得意の外国信仰(自虐思考?)も相まって
味の為にあえて入れた米も同様にまがい物として認識されたのではないかって
なんとなく感じてしまいます。
現時点ではビール職人(ブラウマイスター)は市販されていませんので簡単に飲めませんが、
またいつか「性懲りもなく」売り出されるでしょうから
その時には変な先入観をもたずに一度お飲みいただきたい。
ちなみに、キリン系列のビアホールに行けばブラウマイスターは今でも飲めます。
なんにしても、これからはアサヒのザ・マスターを飲むことにしましょう。
しかし、これは瓶で売っているのだろうか?????
自宅には常時大瓶2ケースを置いているのですが(今はエビスです)
その理由は缶のゴミを出したくないからなのです。
瓶があれば現在のエビスをやめてザ・マスターにしても良いなあ。
で、最近になって米を一切使わない「麦芽100%の一番搾り」が出たと知った時には個人的にびっくりしました。大衆に迎合したのか?それとも新たに考えるところがあったのか???