父さん

公の場で「お父さん・お母さん」は、個人的には、ダメだ。「常識がない」と感じてしまう。しかし、状況によっては「お父さん・お母さん」が感動的にいい場面がある。たぶん、心から親に感謝する状況なのだろう、それが伝わってきて感動につながる。同様に、これはもちろん私が捻くれているだけなのだが、「みなさまのおかげ」という言葉も普通に聞くと白けることが多い。でも、今回のオリンピックに出場している選手が口にする「お父さん・お母さん」や「みなさまのおかげ」という言葉はとても良い。昨日の夜に金メダルに輝いたスノーボードの深田さんもコーチに「ありがとう」と抱きついていた。「自分の努力の賜物だ」と自慢しまくっていいとも思うのに、「コーチのおかげ」と純粋に感謝を述べる。いやそれ以上の尊い感情が溢れ出ている。理屈ではなく「本物」は、私のような捻くれ者の心にも響くのだろう。