生きものの形を作る情報はもちろんゲノムに乗っている。しかしながら、ではすべての遺伝子の働きを詳細に調べれば発生現象は理解できるのかというとそれは違うと感じる。特に、初期胚から莫大な細胞数を有する脊椎動物では、機械論と言うよりもむしろ確率論的な細胞の振る舞いを感じてしまう。
まず私は、アフリカツメガエルの研究を通して見えてきた形態形成機構について、細胞運動の立場から概観し、形態形成運動と遺伝子がいかに関わるのかについて簡単な問題提起を行なって、次に続く魅力的な話のきっかけとしたい。
9月11日にシニア自然大学校のマイスター講座に行きます。昨年はカエルの話をしたのですが、「ギブアップ」「無理」とのご感想をいただいたので、今年は科学哲学の話です。これが無理ならもう私には武器がありません。潔く白旗を上げます。さて、どうなることやら、普段とは違う意味で楽しみです。
8月23日に広島で教員研修会をさせていただきます。昨年に引き続き2回目です。昨年は「考える会」でした。今年は「作問の会」に挑戦していただきます。どのように突っ込んだ考えさせる良問のアイデアが出てくるのか楽しみにしています。
終了しました。いろいろと考えさせられる時間でした。
7/25(木)に神奈川県立総合教育センターでの研修会を行ないます。3年連続お呼びいただきました。行なうことは「考える会」です。例年は30人程度の先生方にご参加いただき脳みそに汗をかいていただいてきましたが、今年は人数を絞って募集をかけているそうですので、より濃密な議論が期待されます。楽しみにしています。
楽しく終了いたしました。
毎回M1を見てて(M1に限らずだが)感じることがある。最終3組に残るかどうかを決める時の採点だが、審査員が九人もいるのだったら最高得点と最低得点は削除した合計得点で判断する必要があるのではないか。というのも、最終的に数点…
先日、英訳と和訳について書いた。「あれでは伝わらなかっただろうな」とずっと思っている。で、なにがマズかったのか考えると、タイトルの「英訳」あるいは「和訳」という言葉に問題があることに思い当たった。 英訳あるいは和訳という…
先日、都立大の学生と飲みに行った。このブログの数少ない読者の一人だ。そこで、「もっとサイエンスのことを書いて欲しい」と言われた。実際のところ、必ずしもブログのためとは言い難いのだが書いてはいる。多い時だと1日に5〜6時間…
たくろう、本当に良かったなぁ。時代が追いついてきたのかな。 ちょっと涙でた。
昨日の昼に叔母と新開地の寿司屋で飲んでました。叔母にご馳走していただきました。半年以上ぶりで、その間に2回ヨーロッパ旅行へ行ったそうです。90歳になろうとするのに元気だなあ。あ、でも小入院もしてたとか。食べ方と飲み方のパ…
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