8月20日は
ゲノムと進化について考える会を催そうと考えています。
いまゲノムをどう考えているかとふと想いをはせると、
たぶん遺伝子が少しずつ変化して、それが小さな変異に結びつき、
そこから時間をかけて大きな変化へとつながるような流れが多いかなと感じています。
で、いまゲノムを、遺伝子の集合と考えるのではなく、
個々の遺伝子を考えに入れず遺伝子の体系として見た場合に、
進化を新しく考え直せるのか?ということについて、
たぶん教科書にはあまり載っていない議論をしようという試みを
できれば皆様と一緒に実行したいということです。
で、当日の私の希望は、
とにかく皆様と語り合いたい。
語り合うことで新しい何かが見つけられないか、
それを期待しているのです。
学術的な知見は招待した先生方がたくさんお持ちです。
だから、知識の多寡を意識する必要はなく、
とにかく思索を進めるための語り合いをできないか、
それが目的なのです。
招待した先生方、あるいは橋本は議論の発端になる話題を紹介するだけで、
そこから皆様と話し合ってなにかが見えないか?
そうなったら楽しいし、面白い展開があるかなと思っているわけです。
このコラムをご覧になった方はぜひ当日お越しいただき、
たくさんの発言をしていただきたいと感じます。