羽生結弦さん
帰国後の記者会見で報奨金の使い道についての質問が飛ぶと、
「震災への寄付だったりスケートリンクへの寄付だったり、
そういうところに使おうかなと、今の段階では考えています」と答えたそうだ。
「よどみなく発する言葉に、被災地への思いがあふれた」と新聞記事にある。
フィギュアスケートにはかなりの個人出費があると聞く。
報奨金など全額自分のために使っても焼け石に水かもしれないだろう。
それを、被災地に届けると言う。
何なんだ、この男は。
人を思い、国を思う心、おかげさまの気持ちを持ち続ける精神。
これこそが、日本人が美徳としてきたことだろう。
言うのは簡単だけど、実際に言い切るのは難しい。
これをいとも容易く、当たり前のように口にできる精神に感服する。
このような若者がいる限り、この国の未来は明るく輝いている。
この若者を育てられたご両親にも最大限の敬意を表すべきだろうと感じる。
ご両親は私とはそう年齢は変わらないだろう。
子供は良くも悪くも親を見て育つ。
立派なご両親がきちんとしつけられているからこそ
このような素晴らしい若者が育ったのだと思う。
自身に想いをはせると・・・・まだまだ19歳の青年の足元にも遠く及ばない。
宅配便やJRにごちゃごちゃ不満を持っているようではダメだな。
精神があまりにも貧困すぎるわ。