年明けの研究員レクチャーは
以前にもお伝えいたしましたように
1月18日(土)に開かれる研究員レクチャーは拡大判です。
午前と午後に一回ずつ異なるテーマでレクチャーをします。
この目的は10月に開かれたかたちまつりの補完で、
かたちまつりの時には多くの研究者のお話しの時間をできるだけとりたかったので
両生類の話をほぼまったくと言って良いほどしませんでした。
しかし、DVDにまとめることを考えたら
やはり両生類の話はまとめておかなければならないですし、
「両生類からその他の脊索動物を見た時に何が見えるのか?」が大元のテーマでしたから、
そこの話も丁寧にしておく必要があると感じました。
だから、次回研究員レクチャーの午前に両生類の原腸形成モデルについてまとめ、
午後に脊索動物に広げた時に何が見えてくるのかについて触れるつもりです。
なので、特に午前中の話はこれまでの話と大きく変わることはありません。
すでに何度か橋本の「カエルの話」をお聞きの方は同じ話を聞くこととなるでしょう。
だから、特にお越しいただく必要はないだろうと思います。
ただ、これまで理解していたと思っていたことも2度目に聞くと全く違って見えるってことが
まあこの人生でたびたび私自身が感じるので、
これまでに疑問に思っていたことを確かめてさらに質問するなど
復習というか答え合わせのような感じでお聞きになるのは良いかもしれません。
ただし、あらかじめ申し上げたいことは、
「なんだ、こんな話は何度も聞いた」とお感じになられても責任は取れないということで、
この点だけはあらかじめご了承のほどをお願いいたします。
DVDは撮影も制作もその道のプロにお願いしています。
きっと良いものができるでしょう。
ソシュールの「一般言語学講義」のように
あるいは”Woodstock Music and Art Festival”のように、
伝説の集まりの記録になればいいなあ。