酒飲みのジレンマ?

ずっと以前に酒の飲み方の話を書いた(https://hashimochi.com/archives/1992)。

同じ内容だがきのう広島で地酒を飲みながらふと思った。

大阪・新世界の酒飲みは酒をあおってその辺を走り回るらしい。

酔いを早く回らせて酒代を節約するためらしい。

 

長年の経験から最初に飲むペースでその日の酔い方が違うと私は思っている。

最初に早いペースで飲んだら少量でもかなり回る。

記憶を飛ばしたり前後不覚になったりする。

逆に、最初の一杯を意識してゆっくり飲むと

その日は大量に飲んでも変な酔い方はしない。

記憶もなくならないし前後不覚になることもないのだ。

だからそこそこ量を飲むことができる。

 

で、標題の「ジレンマ」である。

お金がなくて酒を飲みたいときなどに、

「酔っぱらう」ためには橋本流でいけば一気に酒をあおるのが一番だろう。

しかし、その性質からしてご理解いただけると思うが、

酒は飲んでから回るまでに一定の時間が必要である。

アルコールが脳まで回ってくるにはまあ30分は少なくとも必要だろう。

それまでは素面のようなものだ。

だから、酒を飲んだ経験のない人は最初にグラスを空けても酔わないからどんどん飲む。

「おっ、強いね」と先輩から言われて新入生がぐいぐいグラスを空けるのはこう言うことだろう。

で、最初の一杯が回ってきた頃には体内に代謝能力を超えたアルコールが入っているというわけだ。

ということは、酔うために一気にグラスを空けても

しばらくは手持ち無沙汰が続くこととなる。

ヘタに一杯の酒を口にしたものだからさらに欲しくなる。

しかしお金がないからもう飲めないってことになるはずだ

(もしかしたらこの時間を埋めるために走り回るのかもしれないな)。

 

で、お金の節約と考えて一杯の酒をちびりちびり少しずつなめるように飲むと、

これは上にも書いたように酔わない。

それこそ「ワンカップ」をゆっくり時間をかけて飲み終えたら

ほとんど素面のままで終わると思う。

それでは酔っぱらう目的に叶わない。

 

酔っぱらうためには一気に飲まなければならない。

そうすると酒は無くなってしまうし酔うまでの時間差が精神的にキツい。

ゆっくり飲むと酒は長いあいだ楽しめるが酔わない。

だから酒が無くなったあとの虚しさは想像にあまりある。

 

これが昨日飲みながら思った「酒飲みのジレンマ」である。

まあ、ワンカップを少なくとも3杯は飲めるくらいの金を貯めてから

飲み始めれば良いだけの話かもしれない。

あるいはワンカップ一杯でへべれけになるくらいの酒量であればいいのかもね?

 

ちなみに昨日は、空腹で水分も取っていない状態で日本酒を流し込んだので

そこそこ酔っぱらいました。

あまり食べ物を注文しないので店のご主人からいろいろと小皿のサービスをいただいたし、

まあ平和な酒だったと思います。

問題は、酔った勢い?で途中のスーパーでワインを買って部屋で飲んでしまったことですね。

酔っぱらうとなんか調子に乗ってしまう。

悪い癖です。