TPP

日本人の性格というのか精神性というのか分かりませんが、

昨日、「思考停止」みたいなことを原爆資料館の話に絡めて書きました。

で、同じ話だろうと思うのですが、

TPPのことがニュースで流れているのでそれについての感想です。

 

TPP反対派の方々が口にする各論はそれぞれに意味があるのだろうと思いますが、

全体的な印象として「交渉には必ず負ける」という前提で話が進められているように思います。

もちろん橋本は「最悪のことを想定して行動する」人間なのでこの発想は分かるのですが、

でも、もっと楽天的というかのほほんとした感覚を持つ人がいてもいいのにと思いました。

だって、交渉ごとなんだからこちらが得をすることだって大いにあり得ますよね。

それを、とにかく負けるという前提で「交渉参加反対!」って。

交渉賛成にしても同じで交渉で勝ち取ろうというよりは、

中立的に進んだら(関税の全撤廃とか)自分たちが得をするという感覚で、

交渉でそれ以上に勝ち取ろうという感覚はないように思います。

日本人的と言えばいいのですが、

そしてこれまでの日本人の交渉弱さからの推測でも分かるのかも知れませんが、

でももう少し楽天的に交渉に臨む姿勢があってもいいようにも思います。

ギリギリまでやって、交渉で「負け」たら批准しないってくらいの気持ちでいることは、

まあ橋本には無理ですが、国を代表して交渉に臨む人たちには大切な気もします。

短絡的すぎるのかな?