辛いのん
研究館近くに中国人夫婦が経営している中華料理屋がある。
平均して週に一度くらいここで夕食をとる。
入ったら同じ言葉をいう。
「紹興酒と辛いのん」だ。
紹興酒は、大きいの(ビールの大ビンくらい)を一本。
辛いのんは、何でもいいからとにかく辛い何かを作ってもらう。
もちろんメニューには載っていない。
この数ヶ月は辛いと言っても大したことなかった。
それは、何か分からないが緑色のやたら辛いのんがこの数ヶ月入っていなかったからである。
で、一昨日もまた「紹興酒と辛いのん」を頼んだ。
なんと久しぶりに例の「緑」がそこにいるではないか。
一口食べたら汗が噴き出してきた。
舌は痛いし、これぞ辛いのんだ。
で、なきながら一皿食べて、
さらに「もう一つ別の辛いのん」を頼んだ。
これまた「緑」が目一杯。
いやあ、体中の細胞が刺激されたような気がした。
昨日は定休日だったので、
今日また「辛いのん」を食べに行こうかな。
夏バテには効きそうな気がするが、
弱った体にはとどめを刺すかもしれないなあ。