実体経済?

ずっと以前から思っていることで、

以前にもこの欄に書いた様に思うが記憶は定かではない。

何のことかと言えば、この数十年に世界が動かされている

金融バブル?のことである。

 

私のような単純な人間には、

実際に物を作らないでお金が一人歩きしていることが理解できない。

何かを作ってそれを売るからそこにお金が生じるのだろうと思ってきた。

売るものではなくサービスでもいい。

とにかく体を動かしてお金に値するものを作る、

それ以外には何もないと思っていた。

しかし、売るものを作っている人の所得は極めて低く、

何も作らず何もサービスをしない人間が

お金を右から左に動かすだけで巨万の富を得ている。

で、私はそれを非難しているのではない。

それが理に適っているのならそれで構わない。

ただ、私にはその理屈が見えないのである。

もちろん、その時にこねくり回される理屈は分からないでもない。

しかし、原点に戻ると途端に分からなくなる。

実際にそこまでの価値があろうはずのないものに破格の値をつけて

それらを売買して利ざやを稼ぐってのは「商売」ではないだろう。

 

なんかこれ以上は何もかけない。

ただの感覚的なことでしかないのだが、

汗を流さずにお金が発生するってどういうことなのか?

まったく間違えているのかもしれないが、

今の金融危機の原因って、難しいことではなく、

案外、この辺りにあるのではないのだろうか??

なんにしても、売るものを作らずに金が生まれる理屈がわからないのだ。