謝罪?

謝罪の言葉として「もし〜〜だとしたら申し訳ない」みたいにいう人が多いと感じる。

特に有名人や政治家などに多いように思うのだが、

これは本当に謝罪しているの?

その人の言動に立腹し、心から抗議している人に対して

「もし気分を害したとすれば謝罪します」って私の感覚では決して謝っていない。

この言葉では「謝罪します」よりも「もし気分を害したとすれば」の方に重きが置かれている。

「自分は悪くないのに相手がいちゃもんを付けてきたから」

「非常に不本意ではあるが仕方なく謝るそぶりは見せておこう」

「俺は、悪いとは決して思ってないからな」

のような気持ちが前面に出ているとすら思う。

 

謝りたくないが、謝らざるを得ない状況に置かれた結果として

自分は非を認めないが「とりあえず謝るふりだけはしておこう」、

でも「謝ったと思われるのも癪だから、お前が気に入らないと言うのなら謝ってやる」

という意思を表に出したのだろうが、

私はひねくれ者だから、「なら、謝らなきゃいいのに」って思う。

謝罪するなら心からの謝罪をするべきで、そこに言い訳など入れてはならないと思う。

 

まああくまでも私の個人的な見解であるから、

これが絶対に正しいと主張するつもりは全くないが、

でも、こんな言葉で謝られて、皆さんは納得できますか?