決死隊

チェルノブイリ原発の事故では「決死隊」と呼ばれる人々が

命をなげうって被害の拡大を防いだといわれている。

彼らの遺体は高い放射能を含んでいる為に

いまだその場から運び出せないとも言われている。

 

今回の原発事故でも、各地の電力会社から数十名の志願者が

福島第一原子力発電所に向かったという。

毎時数百ミリシーベルトと言われる劣悪な環境に向かった人たちだ。

真偽は定かではないが、今回の事故炉で栓は手動で開けられたとも伝え聞く。

それが本当であれば死を覚悟しないとできない。

私利私欲などどこにもない尊い精神をもっていなければこんなことはできる訳がない。

同じことができるのかと問われれば、その場におかれたら分からないがたぶんできない。

この手動開栓の情報がデマだったとしても、

志願して現地に向かおうなどと考えた瞬間など全くない。

 

みなさま、どうか無事にご家族の元へとお戻りください。

そして後遺症にも苦しめられることのないように心からお祈り申し上げます。