ど
関西弁で「どアホ」とか「どえらい」という表現がある。私の育った地域では、「ど」の音は「だ」にも聞こえるような発音だった。文字で書けば「だーほ」のように聞こえた。尾張弁にも「どえりゃ〜」という表現があるから、関西限定ではないのだろう。共通語(?)にも、「どまんなか」や「ど根性」「ど肝(をぬく)」などの表現があるし、「ど素人」「どケチ」なんてのも一般に使われているように感じる。あまり上品とは言えない感覚なのだろうが、「ど」という接頭語(?)は強調の表現であることは間違いない。この語源って一体どこにあるのだろう??
似たような表現で「ド級」あるいは「超ド級」があるのだが、この「ド」はイギリスの戦艦ドレッドノートから来ているので、その由来は20世紀からとなる。江戸時代にはすでに使われていた「どアホ」や「どえらい」の「ど」とは語源は異なる。
で、「どアホ」の「ど」の語源ってご存知の方いらっしゃいますか?