カリートの道

良くできた映画だった。アルパチーノが歳を重ねていい味を出していた。144分もあるのに長さを感じさせない作品だった。練りに練られた筋書きだし、見せ場も色々とあった。最後の最後はレオンを彷彿とさせるかも・・・ただ、最後を少し急ぎすぎた感はあるので、個人的にはもう少し違うやり方があったような気もするが、この辺りはたぶん好みの問題なのだろうな。

アルパチーノ主演のギャング映画だから、ゴッドファーザー並みの長さを取れればもう少し重厚にはできたのだろうと思うが、今の時代はあの長さはちょっと無理なのかもしれない。