広島大学
月火と広島大学に行ってきました。
まさにこれから日本アカガエルの産卵だということで、
どんな結果が出るのかわくわくします。
広島大学は東広島市にあり、
最寄り駅は新幹線なら東広島,在来線なら西条です。
便利なのは東広島駅(新幹線)利用なのですが、
ここはバスの便がめちゃくちゃに悪い。
まずバスには乗れないと思った方が良いところです。
しかも新幹線専用の駅なのでそこから在来線で動くこともできない。
西条駅はバスの便もよく(とは言うものの都会ほどたくさん走っているわけではありませんが)、
利用するならこちらということになります。
しかし、どちらにしても不便であることにはあまり変わりはないって感じです。
東広島駅はこだましか止まりませんので、
新幹線もどこかで乗り換える必要があります。
一番早いのは広島駅までのぞみを使って戻ってくる方法なのですが、
これはもちろん余分にお金がかかりますので却下です。
私は須磨在住なので、須磨から西向きに行くこととなります。
最も近い新幹線の駅が西明石でその次が姫路です。
西明石はもちろんこだましか止まりません。
姫路にしても、たまにのぞみで止まるものもあるようですが、
基本はひかりかこだまです。
それに、のぞみやひかりに乗ったとしても、
在来線に乗り換えるために降りる三原に止まってくれなくては、
ほんの少しだけのぞみに乗ってすぐに乗り換えってことにもなります。
私のようにすべてこだまに乗っている人間から見たら、
ほとんどすべての駅で通過待ちをしている感じで、
大体5分から10分、ひどい駅では20分近く止まっています。
時間を見れば新幹線はもちろん速いのですが、
なんか在来線と比べて高いお金をとっているのに遅いなあと思います。
実際に須磨からこだま利用でひどい時には4時間ほどかかることもあります。
広島まで行って戻ってくれば3時間かからないというのに、
西条駅に直行すると4時間かかるってどういうことなんでしょう。
下手をすれば、須磨から快速新快速を駆使して新大阪駅まで行き、
そこからのぞみで広島に行って在来線で西条に戻る方が早いときもあります。
発駅も着駅もマイナーだとJRさんはサービスしてくれないんですね。
西条駅から広島大学までまっすぐ4キロです。
私の足だと普通に歩いて40分、ゆっくりのんびりで1時間って距離です。
朝夕は10分間隔でバスが出ているみたいですが、
我々が利用する時間帯には15分間隔になります。
バスの所要時間は最寄りのバス停まで時刻表によれば17分です。
15分待って17分かかるなら歩いても変わらないじゃないかと思うこともあります。
しかし、バス代は280円ですから、歩くのに1時間かかれば時給280円,
40分で歩いても時給420円ということで、
まあ「割に合わねえや」って感じです。
家から駅まで行く時間、駅で電車を待つ時間、バス待ちの時間にバスの時間、
バスを降りてから研究室までの時間など細々合わせたら、
感覚的には1日5〜6時間は移動だけに使っていることになります。
これから毎週の往復が待っています。
研究は楽しみなのですが移動だけ気が重いです。
あっ、研究館の名誉のために言っておきますが、
館は「必要ならお金を使いなさい」と言ってくれます。
おそらく広島までのぞみで行ってから戻ってくる経路も、
駅からのタクシー代も問題なく払ってもらえると思います。
ではなぜとの疑問への解答は、
橋本が貧乏性なだけということです。
自分のお金を使うことはなんとも思わないけれど、
現実に毎晩飲み屋で散財してますし、
後輩や学生にごちそうすることなんかなんとも感じません。
それに、出張でケチってもそれが懐に入るわけでもない。
じゃあなぜなのか?ですが、
ある意味で公のお金を使う時にはできるだけ節約しようと思う傾向が強いのです。
少し時間をかければ最低運賃で行けるのであれば
それ以外の選択肢は頭からなくなるってことです。