寒いですね2

 

以前にも書いたことですが冬場の入浴が好きです。

それもぬるめの湯で半身浴。

 

家の中が寒く、最近では冷蔵庫と同じくらいのところにいる訳で、

手も足も冷えきってアイスノンのように冷たくなります。

最初は少し痛いかなと思っているうちに感覚がなくなってきて、

雪山で吹雪かれた時のような気分になってしまいます。

そこまで冷やした体を湯につけるのが好きなのです。

しかも、外から見えない程度に風呂場の窓を開け

風呂場の戸も開け広げて外気が通るようにして入浴すると

上半身は外気にさらされて冷たいままなのに

腰から下は温かいという不思議な感覚になります。

おそらく冬場の露天風呂感覚と同じだろうと思います。

 

 

面白いのは、血液は体内を循環していますので

腰から下で暖められた血液が冷たい上半身にも巡ります。

しかし、少々の温め方では冷えきった上半身、

特に手の甲あたりは全く温まりません。

手の甲を頬に当てても冷たいままです。

しかし、30分を過ぎる頃から何となく手の指先に感覚が戻ってきて

40〜50分を過ぎると手の甲もほのかに温かくなってきます。

1時間がかりのこの体の変化を感じるのが好きなのです。

 

知り合いにこの話をすると「変」と一言で片付けられますが、

一人暮らしだからできるある種の贅沢かなと密かに思っています。

もちろん入浴時には読書は必須ですね。