ホンマに「最悪」?
関西人特有なのかもしれないが、何かあった時に「最悪や」という言葉が口をつく。本当に「最悪」な状況がそんなに頻繁にあるはずもなく、「思ったのとちょっと違う」くらいのことに「最悪」という言葉が使われている。買い物をしているときに小銭を何かの下に落として取れなくなった時に「最悪や」というが、不運だとは思うけど、決して「最悪」ではないはずだ。この言葉も意味が独り立ちしているな。というか、最近こんな言葉ばかりを探しているような気がする。実際は「探している」のではなく、他人の口癖のように「気になる」のである。「日本語警察」にはならないように気をつけねば。