内胚葉
何度も書いている通り、
このところずっと脊椎動物の原腸形成について考えています。
で、原腸形成運動と考えるとどうしても中胚葉、
もっと言えば中軸中胚葉に注目しがちですが、
最近の思考は内胚葉や卵黄へと向いています。
それぞれの種が特定の発生過程を減ることになる経緯は様々でしょう。
で、その発生過程を踏まなければならない拘束というものに
たとえば産み落とされた卵の様式が大きく関わっているのは想像に難くありません。
その場合に、以前にも書きましたが、卵がどの程度の形態情報をもって産まれてくるかにより、
受精後の形づくりが変わってくるというのはまあ当然でしょう。
それに加えて、たとえば栄養分をどこにどう持つのかによっても、
その後の発生過程が大きく制約されるのではないかということです。
このような立ち位置で発生現象をみると、
脊椎動物を通してなんだかうまく説明できそうな気もします。
この数週間はずっとマンガを描き続けて楽しんでいます。
なかなか面白いです。