標記は、パラリンピックで優勝を決めた瞬間に、車椅子テニスの上地結衣さんが発した言葉である。今の世だと、私が若い頃には普通に使えていた言葉の多くが「放送禁止用語」のような扱いになっている。「片手落ち」という日本語も、片手のない人に配慮をして使わなくなっていると聞くし、車椅子の方に「一歩も」という言葉を使うのはかなり怖い。あまりに気にしすぎのようにも感じる反面、そこまで気にする必要があるという意見も理解はできる。どちらにしても「過ぎたるは及ばざるが如し」なのだろうな。
生命科学の元研究者である橋本主税(=はしもち)があれこれ妄想を語るサイトです。