霊性の時代

今日の新聞記事にあったのだが、

フランスの作家アンドレ・マルローは、

 

「21世紀は霊性の時代となろう。

霊性の根源には神話があり、それは歴史の一面を物語っている。

世界の神話が現代なお生きているのが日本であり、

日本とは、それ自体、そのものの国で、他国の影響を吸収し切って、連綿たる一個の超越性である。

霊性の根源に万世一系の天皇制がある。

これは歴代天皇の連続性であるのみならず日本文化の継続性の保証でもあるのに、

戦後日本はそのことを忘却してしまった。

しかし、霊性の時代が、今や忘却の渕から日本の真髄を取り戻すことを要請している。

また文化は水平的に見るのではなく垂直的に見るべきだ。」

 

と書いているそうだ。

 

フランス人が見事に日本の精神世界の神髄を理解しているように感じる。