鮎の友釣り
どーでもいい話。
鮎の友釣りってめちゃくちゃに難しくて、だからハマったら抜けられなくなるそうだ。釣り好きの知り合いも多くが友釣りにハマっている。私も父の母方の田舎が奈良の吉野の山奥、三重県との県境あたりの「秘境」だったので、小さい頃夏休みには遊びに行っていた。そこでも友釣りは盛んで、父親も教えてもらっていた。私は小さかったので友釣りはさせてもらえなかったが、なんとなく馴染みがある。
友釣りは鮎の習性、縄張り意識の強さを逆手に取った技術である。囮鮎(友鮎)の近くに釣針を仕掛けておいて、縄張りに侵入した友鮎を排除するために体当たりしてくる鮎を仕込んでおいた針に引っ掛けて釣る技法だ。だから、攻撃的な鮎は友釣りに引っかかる。鮎は苔とかを食するので、普通の釣りのようなミミズなどの餌には引っかからない。だからこその友釣りということだろう。
ここでいつもの思考に陥る。攻撃的な鮎は釣られて集団からいなくなり、攻撃的ではない鮎は集団に残る。これを繰り返していけば、攻撃的ではない遺伝子が淘汰されずに残り、攻撃的な遺伝子は淘汰されて集団からは排除されるはずである。ってことは、友釣りを続けていくと、そのうち温厚な鮎ばかりになって友釣りそのものが意味を失うのではないのか?どうでもいいのだが、友釣りのことを考えているといつもこの疑問に行き着く。